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SAGA健康・省エネ住宅推進協議会

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協議会概要

所在地
佐賀県佐賀市川原町4番30号(エヴァ佐賀内)
設立
2014年4月13日
役員
会 長 市場 正良(佐賀大学医学部 社会医学講座 環境医学分野 教授)
副会長 小島 昌一(佐賀大学院 工学系研究科 都市工学専攻 教授)
目的
本協議会は佐賀県において「健康長寿な社会づくり」を住宅関連産業の面からアプローチし貢献するために設立される。
地場業者が出来る限り地域材を使用して「健康」と「省エネ」に関し質の高い住宅を供給するとともに、医療・福祉機関や研究機関等との連携によって、高齢者等の健康にかかるデータの収集・分析等を行い、高齢者等の健康に資する住宅を供給する仕組みを構築し普及することにより、地域の健康と省エネの課題を解決し、医療介護費の抑制、地域の再生と活性化に貢献することを目的とする。
事業
    
既存の住宅の性能と高齢者等の健康にかかるデータ、諸外国の実施例、地域の医療・福祉のニーズ等を踏まえた、「健康・省エネ住宅」の推進。
  1. 住宅性能、特に温熱環境が居住者の健康に与える影響等に対する調査・研究を建築と医学の協力により実施する。(健康と住宅の関わりの調査)
  2. 本活動で得られる知見を住まい手に対して、行政、医師会、企業等と連携して情報発信する。(健康・省エネ住宅の啓発と普及)
  3. 健康・省エネに資する住宅の供給と、本事業を通じて、健康・省エネ住宅に関わる人材の育成を実施する。(信頼される施行者育成)
  4. 一般社団法人 健康・省エネ住宅を推進する国民会議等、全国で「健康・省エネ住宅」を推進する組織との連携あるいは支援を行う。(連携・支援)
  5. その他本協議会の目的を達成するために必要な事業
  6.   
設立趣意書
我が国においては、住宅の性能(とりわけ住宅内の温熱環境)と居住者の健康が密接な関係にあることはあまり知られておりません。一方、諸外国ではイギリスのように住宅の性能と健康の関係に注目し、省エネルギーの観点のみならず医療費や介護費の削減につながる取り組みとして積極的に関与している国があります。
ご承知の通り、高齢化社会が進む中で、今後高齢者がじ自宅で過ごさなければならない可能性が高まってきており、またそれがあるべき姿であります。その為には、住宅の居住性、特に温熱環境に優れた住まいづくりが必要です。
地域では地域医療や福祉の体制整備は喫緊の課題となっております。「健康長寿な社会づくり」は、最も優先されるべき課題であると考えます。この「健康長寿な社会づくり」を、住宅の面からアプローチで貢献したいと私たちは考えています。
高齢者が健康で長生きすることで本人と家族の身体的・経済的な負担を和らげ木材を多用した性能の高い住宅の新築・改修工事の需要創造で、地場産業でもある地方の住宅関連産業の活性化を促し、健康かつ長寿であることにより、今後増大が予想される医療費や介護費の削減につなげることで自治体、ひいては地域住民の方に喜んで頂けるものと考えています。
佐賀県において、地域の方や医療・福祉業界との連携による高齢者の健康に資する、そして省エネルギー性をの兼ね備えた質の高い住宅を、地域住宅生産体制により供給することで、医療介護費の抑制地域経済の活性化を図ることを目的とする「SAGA健康・省エネ住宅推進協議会」を設立するものです.
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